- 2014.10.16up
仙台市泉区の西部に位置する根白石は、 古くから主要な街道のひとつとして栄えた町。
どこかノスタルジックな雰囲気が漂う、 里山の暮らしが残る場所です。
その根白石商店会の方々が中心となって制作した
『根白石 お散歩手帖』(以下、『お散歩手帖』)が、今年の春に発行されました。
『根白石 お散歩手帖』
編集・ライターはTRUNKに入居されている株式会社ヘンプロの早水建祥さん、
デザインは仙台在住のフリーランスデザイナー、江種鹿乃子さんが担当し、
町歩き案内や歴史の紹介、四季折々のイベント情報など、
根白石の魅力がギュッと詰まった一冊になっています。
今回、根白石商店会・高長商店の高橋長也さんに
『お散歩手帖』についてお話を伺いました。
制作にあたって、どのような点を意識しましたか? とお聞きすると、
地域全体の魅力を伝えるつもりで作りました、と高橋さんは答えます。
「商店会自体の魅力をもっと伝えることが必要だとは思ったけれど、
泉ヶ岳も含めた根白石近隣の魅力をアピールできたと思いますね。
先日、市政だよりと一緒に近隣地域1300戸に 『お散歩手帖』を配布をしたのですが、
みなさん喜んでいました。 自分たちが住んでいる場所を再発見したというか、
『お散歩手帖』を読んでみて改めて気づいたことがあったんでしょうね。
最近オープンした泉岳自然ふれあい館でも配布しましたが、好評のようです」。
また、8月6~8日にかけて根白石で行われた 七夕まつり期間中には、スタンプラリーを実施。 『お散歩手帖』に掲載されているスタンプラリー参加店をめぐって、
4つスタンプを集めた方にスイカ1玉をプレゼント! という太っ腹な企画でしたが、
初日の午前中で景品のスイカが半分なくなるほどの人気だったと言います。
こちらは、『お散歩手帖』を編集した流れで早水さんがチラシの制作を手がけました。
スタンプラリーは収穫時期の10月12〜19日と年末、この2回を予定しているので要チェック!
「地域のコミュニティを結びつける中心が商店会。
商店会のお店の魅力を掘り起こして発信していきたい」と語る高橋さん。
今年の春には根白石商店会のフェイスブックページが立ち上がり、
中学生から商店会の方まで、さまざまな年齢・職業の方が代わりばんこに書き込んでいます。
今の根白石の様子がリアルタイムで伝ってきますので、
『お散歩手帖』と合わせてぜひご覧になってください。
仙台駅周辺から根白石までは、車で約30~40分。
身近なところに、自然豊かな暮らしがあります。
ぜひ『根白石お散歩手帖』を持って、お出かけしてみましょう!
『根白石 お散歩手帖』と高橋さん
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【企業データ】
根白石商店会のフェイスブックページ